プレゼンテーションスキル

カンペを捨てる見返り

デートでできるのにプレゼンでできない?

コーヒーを片手に相手を笑顔を引き出すにはトークのスキルが必要です。

適切な話題を用意して、話を弾ませて和やかな雰囲気を作り、次回のデートにつなげる一連のコーディネートができると向かう所敵なしです。

頭の中で標的の特徴やこの後の展開を器用に整理しながら、一手ずつ丁寧に攻略していくわけですが、テーブルの上に進行台本はありません。

当然ですよね。

話をしながら相手の目ではなく台本を見ていたら不自然ですから。

小粋なトークの仕掛けがバレては興醒めです。

 

ただ、ビジネスにおけるプレゼンテーションではその不自然が許容されています。

パワーポイントのスライドは文字で覆われ、その文字資料をプリントアウトして、更にメモを書き加えた書物をカンペにしてもいいんです。

スライドの文章とメモを合わせて読むから、何だかアレンジしているように聞こえる会社員のテクニックです。

誰かが最初に編み出して、他が追従したんでしょうね。

気がつけば”みんなやっている技”となってプレゼンテーションの常識となりました。

 

 カンペを捨てる勇気と実力を

先週と今週と、新規プロジェクトのキックオフで約1時間のプレゼンテーションを行いました。

内容の質問よりも「佐藤さん、なんで何も見ないで喋れるんですか?」と聞かれる回数の方が多かったです。

カンペを持つのが通常なので、両手を自由にして話すのが不自然に映ったみたいですね。

新しい企画に賛同してもらって勢いをつけたいから、顔がよく見える位置に移動して身振り手振りを交えるのは当たり前ですが、今の日本企業ではまだこれだけで目立てます。

久々に「ジョブズのプレゼンを意識してるんですか?」とも聞かれましたが、どちらかといえばカフェで口説くようにプレゼンテーションするように心がけています。

論理を組み立てて、表現豊かな原稿を用意して、覚えて、捨てましょう。

緊張しますが、良いコミュニケーションとなります。

自然な姿勢で、視線で、トーンで、間隔で、展開で話すならカフェスタイルです。

簡単に真似ができないのは、原稿を記憶する難しさではなく、論理の組み立てと表現豊かな原稿を作るハードルが高いからです。

確かに一朝一夕で身に付く代物ではありませんが、学んだ先にある見返りはあなたの期待以上です。

プレゼンテーションスキルを手に入れるとはすなわち、カフェでの会話を充実させるコミュニケーションスキルを得るのと同義ですから。

 

 

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