Z世代は適した仕事を手にする
現在10代から新社会人くらいの若者はZ世代と呼ばれています。
幼少期からデジタルに親しんだ彼らはITリテラシーが高く、ネットを介して人間関係を育むのに長けている特徴があります。
年齢で区切るのは単純すぎるかもしれませんが、たしかに呼吸法で戦うアニメが流行り出したあたりからギャップは生まれているようです。
「ダージーパイ」「タイコスメ」「呪術廻戦」「アートバー」「ニューレトロ」
、、、さて、何個ピンとくるでしょうか?
一つ上の世代(ミレニアル/ゆとり世代)の私にも、彼らと熱を共感できないので各種マーケティングの本が語るとおり独自色の強い集団なのですね。
動きの速い会社ならすぐに新卒をマーケティング部に配属させるでしょう。
きっとSNS戦術もお手のもので、これまでの先輩たちも感動する成果を出してくれそうですね。
Z世代はプレゼンテーション能力を手にする
一方で、日本能率協会マネジメントセンターの調査によると今年の新入社員には、職場に馴染めない・上司や先輩と上手く関係が築けない・大勢の前で話せないなどの不安を持っているようです。
デジタルに強い反面、リアルでのやりとりに悩む傾向にあるのですね。
同世代の若者を攻略する画期的な企画を考案できても、社内で推し進められなければもったいないです。
ですので、Z世代にプレゼンテーション能力をつけさせようと新しい流れが生まれるはずです。
人的投資(従業員への研修費ややる気アップ施策費用など)の情報開示が株価押し上げ要因になるとのニュースも増えています。
ほんの少し前までは、ベテラン社員にリスキリング(学び直し)でデジタルスキルを身につけさせよう!と話題になっていたのですが、おそらくこれからは優先順位が変わりますね。
企業が投資したいのは貴重な能力を持ち、吸収力もある彼らです。
パソコンが得意なおじさんが増えると思っていましたが、プレゼンが得意な若者が増えそうですね。
私個人の実感としても、若い人ほど本業時間の私に「どうやったら人前で話せるようになりますか?」と率直に聞いてきます。(講師時間にしか詳細な解説はしません)
これから、面白くなりそうですね。
ITリテラシーとプレゼンテーションは必須のビジネス基礎力として扱われていくと予測します!