なぜ4月が始まりなの??
さぁ、4月ですね。年度始めです。
役所関係や多くの企業、学校が1つ年をとります。
2022年は3月31日までが2021年度でした。
当たり前なのですが、紛らわしいのでこの中途半端な開始時期をやめてほしい!
と思っているのは私だけではないはず。
海外向けの提案資料は1月〜12月で作成し、国内向けには4月〜3月に実績を入れ直す。
なんて無駄な作業なのだろうか、、、
Googleを叩くと、「江戸時代の年貢制度の都合上、米を秋に収穫してから計算・現金化して政府が徴収できる4月がちょうどよかったから」との説が有力らしい。
江戸幕府の処理能力がもう少し優秀なら、私たちは世界基準の1月からストレスなく1年を開始できていたかもしれないのか、、、
年度のストレスで言えばもう一点あります!
1月〜3月に生まれた人を”早生まれ”と呼ぶのも、誰もが一度は首を傾げたでしょう。
年度が変わる直前に生まれているのだから、”遅生まれ”では?と考えるのが正常な思考です。
これは数え年の文化が影響しています。
日本の伝統的な考えでは、人間は1月1日の元旦に年をとるとされています。
たしかにこの理屈ですと1月から3月に生まれた人は年をとるのが遅くなる(=早生まれ)となるので納得できますね。
ただ、役所と多くの企業と学校は4月カウントで、人間は1月カウントなのは気持ちが悪い。
仮に修正しようとしたら各種制度や法律などの一斉変更になるので世の中のパニックは必至ですが、それでもできれば整えたい!
当たり前を今更気にしているのは私だけなのだろうか。
未来を考えると、グローバルな視野で1月始まり(企業)や9月始まり(学校)に変える決断があってもいいはず。
もしも年度開始月変更を公約に政治家がいたら投票してしまうかもしれないです。
「なんで日本は4月に始まるの?」と聞かれて「江戸時代から決まっているからだよ」と答えるだけでは無邪気な疑問は晴れません。
過去ではなく、未来を見ないと。
積み上げてきた偉人たちの功績が永遠に有用だとは限りません。
私たちで作り変えていきたいですね!
”ネンド”だけに!