政治家は選べるが、、、
今週末は衆議院選挙ですね。
各党の方針を比較してどこに託すか考えているか、あるいはもう期日前投票で思いを伝えたところでしょう。
仕事に忙殺される日常の中で政治への関心が薄れている層も、今回の一戦には興味を引かれるのではないでしょうか。
有権者の年代別人口バランスはこの先さらにイビツになっていくでしょうが、国の進む方向について議論できる世の中になれば、日本も少しずつ変わっていくはずです。
論点は未来ですから、この先を生きる世代が声をあげ続ける必要があります。
投票結果がどうであれ、行政や経済への主張やアイデアが活発になりそうな気配に期待が持てます。
会社役員は選べない
国を会社に例えると、政治家は役員で内閣は取締役、首相は社長といったところでしょうか。
新規事業のゴーサインや、人件費削減のための給与カットなどの重要な決議をするのは役員以上ですから、国会と似ています。
当選されたら責任重大なメンバーに名を連ね、落選したら出直しです。
毎日駅前や広場で大声で演説して、必死に命を削るのも納得ですね。
1票を持つ側も真剣になります。
会社の上司や役員、社長などを選ぶ社内選挙があればいいのに・・・。
支持する上からの指示なら働く意欲が高まりそうです。
残念ながら、その未来がくるのは先になりそうなので、組織に所属する人間は誰とでも上手く仕事をする能力が求められます。
一緒に働く人はそのうち変わります。
営業先も担当変更があります。
部署も異動します。
特定の誰かと時間をかけて関係を作るよりも、どんな相手でも自分らしさを発揮できる力が仕事人生を豊かにするんです。
街頭で演説する政治家は、適切に政党の方針や主張を述べて聴衆を口説きます。
言葉によって人の心が動かされる瞬間が、この1週間は繰り返されるでしょう。
これぞ、話すスキルの真骨頂です。