そうは問屋が卸さない
先々週のメルマガで、楽天ROOMでのポイント収集宣言をしたので結果報告をします。
楽天で購入可能な商品をセレクトしてオリジナルのコレクションを作り、フォロワーが購入すれば楽天ポイントがもらえる仕組みのアフェリエイトです。
会員数も膨大で、商品の紹介は有利だと思い参戦しました。
7月の2週間分の結果がこちらです!
全く成果につながりませんでした!
初めて2週間なので仕方ないと納得させる一方で、簡単には稼げない秀逸な仕組みも理解できました。
どうやら、楽天的だったのはこちらだったようです。
【振り返り】
まずは思うがままに隙間時間のコツコツ投稿で91アイテムを紹介し、フォロワーは無理矢理増やして人目に触れるようにしました。
コメント投稿や高評価ボタンを押してくれる人は多いのですが、購入にはつながりません。
一歩引いて考えると、アプリの住人で積極的にフォローし合う人たち(佐藤含む)は、全員自分のROOMで買い物をして欲しい一心です。
他人のROOMで購入する意欲は低いです。
上の写真は私が愛用しているスタンディングデスクですが、デスクが欲しい人はいろんなデスクを比較検討できるサイトで商品選びをするでしょうし、誰かの購入を参考にするとしたら顔を出しているインフルエンサーでしょう。
3,500人がスルーするのも納得です。
攻略して本当に喜ぶのは誰か
このアプリで一般人がポイントを獲得するには、3パターンあると導き出しました。
① 生活必需品のお得品や、その時々のセール品を知らせる便利屋になる
② フォロワーへのメッセージなどを密にして、親しくなって購入してもらう
③ 得意ジャンルがあれば、専門性で勝負する(シューズ、文房具、化粧品、洋服など)
実際に、ほとんど方がこの3つに当てはまります。
私はなりふり構わずフォロワーを増やしたので、①と②の方ばかりが寄ってきました。
佐藤のルームはコピペされた歓迎メッセージで埋め尽くされています。
③で勝負できるのであれば文句なしですが、突出した分野がある方に限るのでハードルは高いです。
整理していて、ようやく気がつきました。
①〜③の人たちが積極的に動き回って本当に嬉しいのは、楽天市場を盛り上げられる楽天だと。
このアプリは身も蓋もないですが、販促活動を頑張ってくれる人をポイントで雇うシステムを構築しています。
ステルスマーケティングにもならず、雇用関係も発生しない、非常に効率的な営業です。
面白いですね。
仕組みを考えた人の勝ちです。
既に世の中にあるサービスの中で成果を出そうとするよりも、新しくサービスを作る人が大金を手にします。
さらにこのアプリは、趣味として使えば楽しいSNSなので隙がありません。
私もこれからは趣味使いに移行して、ライトに活用していく予定です。
いい勉強になりました。
お金を稼ぐには、まずはやはり正攻法ですね。
会社員として組織に従順でいるのをお勧めするわけではありません。
私たちそれぞれの個性とスキルを活かせる場で、生産活動をしていきましょう。
(ポイ活の HOW TO を期待してくれていた方、すみませんでした!)