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テレビの食べ方

やがてテレビもなくなる

前回はキャッシュレス化の話をしましたが、同様に近い将来テレビもなくなると予期しています。

従来の当たり前が続々と新製品や新サービスに置き換わっていきますから、どの家庭にもある不動の家電も安泰ではありません。

 

改めて、テレビの価値ってなんでしょうか?

 

あなたはどんなときにテレビをつけて何を見ているでしょうか?

 

本質に迫ると、価値が徐々に削られているのに気がつきます。

 

私はテレビの価値は3つに集約されると考え、既にそのうちの2つは新勢力が上回っていると評価しています。

 

まず、テレビにはリアルタイムの情報収集ができる優位性がありました。

臨時ニュースや地震速報、緊急会見などは、テレビの前に釘付けになっていましたよね。

画面の向こうで局員が情報収集し、最新の正確無比な案内として発信するからです。

 

最近はいかがでしょうか?

地震があったら、最初に見るのはスマートフォンではないでしょうか。

菅首相の会見はニュースアプリでも同時に中継しています。

今までテレビで見ていたのと変わらない質の情報が手元で確認できるようになりました。

そしてそれは、自分でコントロールできます。

地震発生時は居住地の被害をクローズアップできますし、アプリで見る会見はもう一度確認したければ巻き戻しで何度も見られます。

速さは同等、快適さはスマホの勝利です。

即時の情報入手源としては、スマートフォンがテレビを超えてしまっているのです。

 

 

次に、マスメディアならではのコンテンツの強さがありました。

トレンドを作る担い手として、夕方のアニメを学校で流行らせ、ダイエットに効果的だと宣伝すれば食品をスーパーの棚から消し去る力を持っていましたからです。

 

ところが最近では、他のメディアの台頭により地位が揺らいでいます。

大ヒットアニメ「鬼滅の刃」をアマゾンプライムやHuluなどの動画配信サービスでご覧になった方も多いはずです。

面白い漫画がSNSによって拡散され、観たい分だけ購入する構造になりました。

テレビを介さずにブームは生まれ、消費されていきます。

以前のようなコンテンツの強さはなくなりました。

 

 

ただ、テレビがそれでも家庭にあり続けるのには理由があります。

団欒です。

リラックスタイムや食事中にテレビが流れていれば話題に困らず、楽しい時間を過ごせます。

このイラストも幸せの代名詞のような雰囲気を漂わせています。

 

テレビの食べ方

やっぱりテレビっていいですよね!という話ではありません。

 

この機能を奪えたら大きな市場を作れる可能性がありますから、各業界のマーケターたちはテレビを食ってやろうと画策しているはずです。

 

住宅業界だったら、単身用住宅にはテレビ回線なしで、代わりにWifi強化やコンセント増設に踏み切るかもしれません。

 

フィットネス業界だったら親子で楽しめる食後のオンラインヨガとかもありですね。

 

その他、ゲーム業界もネット業界も、塾業界や出版業界もテレビは食べごろだと狙っているでしょう。

 

私だったら親子や夫婦の会話を大事にしましょう、そしてもっと会話を楽しくするコツを学びましょう!と言います。

 

何かがなくなる時には、より新しく魅力的な代替品が生まれるか、あるいはこれまであったが息を潜めていた文化が見直されます。

 

今はその大きな変化が生まれる過渡期です。

このような洞察力や思考整理も、パブリックスピーキング道場で学べます。

話す力、書く力の土台は考える力ですからね。

まずは基礎から、一緒に学びましょう!

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