コラム

ひとまず議事録が書ければ重宝される

「この会議は重要なので、議事録とっておきますね」

私がよく使うセリフです。

会社において重要な会議なんて皆無だなんて真理は置いておいて、議事録係は重宝されます。

誰もやりたがりませんからね。

会議終了後に音声を確認してまとめ直す作業は、一見すると生産性が低い労働です。

最近は音声から自動で文字起こしするソフトもありますので時短も可能です。

それでも敢えて、1時間も2時間もかけて完璧な記録を作成します。

発言録ではなく、分かりやすく、要点を押さえて、事実に基づくコンパクトな報告書として提出するためです。

誰かのフォーマットがあっても全て無視して、表現力全開でゼロから作成しています。

会議参加者も納得できて、部外者が見ても理解可能な文章にするには工夫が要りますが、そんな報告書が部下から出てきたら、上司としては鼻高々になりますよね。

うちの部署は気が利くんだぞ、と言わんばかりにすぐに拡散してくれます。

そうなると、あとは勝手に社内で広まっていきますから、徐々に「佐藤=文書作成が上手い」との噂が浸透していきます。

書く力が評価されれば、議事録依頼で普段は聞けないような打ち合わせに参加できたり、広報的な記事作成を頼まれたりします。

徐々に業務が得意分野に寄っていくんです。

 

急に議事録を作りたがるなんて媚びているみたいで嫌かもしれませんが、自分の特技で名を上げて仕事を引き寄せるのは会社員として自然な立ち回りです。

プレゼンテーションの機会を奪取するよりも、目立たずに評判を育てられます。

個人的には目立ってナンボだと考えているので前に出ていきますが、出る杭を打つハンマーの勢いが強い組織だと難しいのも存じております。

そんな時はぜひ、文章作成からスキルを知らしめてください。

議事録の他には、ちょっとした社内SNSへの寄稿、業務報告書や稟議書などもチャンスです。

 

会社員は文章を書く機会が多い!

高頻度で力を発揮できるのは強いですよ。

 

ぜひ、社内で手を挙げてみましょう!

 

もし議事録が上手く作れなかったら、いつでもご相談してくださいね。

 

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