春の恒例行事
出会いの季節がやってきました。
真新しいスーツと希望に燃える表情が眩しいですね。
マスクで隠れながらも緊張と期待で一文字になった口が見えるようです。
彼らに会うと初心を思い出して背筋が伸びるので感謝しています。
中堅社員になっても、ベテランになっても負けじと輝くビジネスパーソンでありたいですね。
ただ、彼らの自己紹介には、例年どおりの嘆きがあります。
このテンプレ、どこかのマナー本にでも書いているのでしょうか。
去年もメルマガかブログで愚痴っていた気がします(毎年すみません)。
新社会人と恥ずかしくない挨拶を心がけているようですが、せっかく大勢の前で挨拶するなら、印象に残らないと意味がありま
せん。
何人も並んで挨拶していく中で、少しでも個性を出せば覚えてもらえるのに、機会を逃してしまっています。
いかに普通になるか ではなく
どうやって名前を売るか を考えてほしいですね。
”人前で話す”はチャンス
自己紹介はほとんどの場合は30秒程度ですから、内容を事前に用意ができます。
用意してモノが上手く当てはまらなそうな場面でも、その場に応じたネタが一つでもあれば爪痕を残せます。
これから一緒に働く先輩や同期との出会いですから、本来は言っておきたいだらけですよね。
3年後に自分で社内ベンチャーで起こしたいとか、大学時代はマーケティングの勉強を頑張ったから生かしていきたいとか、キラキラネームはイジってOKとか、色々あるはずです。
何か個性を伝えたら、それをきっかけに誰かが話しかけてきます。
社内ベンチャーだったらこんな勉強会があって、、、なんてお誘いを受けられるかもしれません。
有益な人間関係を構築できるチャンスですから、テンプレはやめましょう。
そもそも、目立ちたくない方もいらっしゃるようですが、出世するにも転職するにも独立するにも、際立った存在になる必要があります。
主張を伝えられないと下請け仕事ばかり寄ってきて損をします。
会社員は目立ってナンボです。
人と関わらずに事務仕事だけひっそりとやれればいい、、、と思っいてもそんな仕事は今後血の通わない労働力に奪われていきます。
新入りたちは、きっとこれからしばらくして配属先でまた自己紹介です。
その先も人と会うたびに自分を語ります。
その新入社員に会う私たちもまた、自己紹介の機会が増えるでしょう。
あなたの話す力もまた試されます。
カッコいい先輩になるお手伝いでしたら、お任せください。