無意識に出てくるありふれた感想
海老はお好きですか?
(苦手だったらすみません)
私は写真のような生の海老が大好きです。
ほのかに海の香りはするものの、決して生臭くはなく、醤油と相性の良い甘さと歯応えがたまりません。
寿司屋に行ったら必ず食べます。
中華料理屋では、エビマヨやエビチリがないと物足りません。
以前片想いしてた女の子もエビちゃんに似てました。
そのくらい海老が好物なのです。
ですが、この海老を食べた際の感想の単一さは好きになれません。
感想を尋ねると大概こう言いますよね。
そうです。
プリプリです。グルメレポーターですら使いがちです。
確かに食感をよく言い表した擬態語ですが、あまりにも使われているため、他人の言葉のように聞こえてしまいます。
海老だけではなく、他にもまだまだあります。
彼はムキムキですね。
反対に彼らは??↓↓
ガリガリですね。
夜空に輝く星は??↓↓
キラキラです。
よく使われる表現ですが、もし実際に荘厳で神秘的な星空を前にして「キラキラしていて綺麗だね」と感想を言う人がいたらどう思うでしょうか。
もっと他に言えないのか!と思いますよね。
「筋肉ムキムキですね!」と褒められても「ガリガリですね!」と罵られても、何とも思われないでしょう。
なぜなら、今まで幾度となく言われてきたフレーズだからです。
印象に残るのは、他人と違う目線
もしも筋骨隆々な人に恋をしていて、何とか振り向かせたいなら「ムキムキで素敵です」なんてセリフは役に立ちません。
その人が初めて聞くような言葉で注意を引きましょう。
私だったら、
なんて言います。
そんなセリフ咄嗟に出てこないと思われるかもしれませんが、出るようになります。
みんなが使う言葉を避けて、自分の言葉になるように意識し続ければ身に付きます。
特に、誰でも使える簡単な擬態語は反射的に発しやすいので気をつけましょう。
言葉の選択による影響度を理解し、日々発言を磨けば、徐々に変わっていきます。