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手にコントローラー握るアスリート
もはやゲーム好きの集団などとは括れないほどに勢いを増すeスポーツ業界。
国内の市場規模は2020年時点で約60億円、2023年には180億円、2026年には500億円まで成長すると日本能率協会総合研究所が発表しています。
(ソースはこちら)
参考までに、Jリーグは推定1,000億前後、バスケットのBリーグは200億前後です。
一攫千金を狙ってディスプレイにかじり付く人たちが、若者を中心に増えていくでしょうね。
既にプロゲーマーを養成する専門学校があり、指にタコを作る集団が生まれています。
放課後にゲームで遊ぶのが宿題になる時代がきましたか。
スポーツ??
ビデオゲームをスポーツと呼称するのに違和感を抱く方もいらっしゃるでしょう。
バットを振らず、全力疾走もせず、ダンクも決めないですからね。
分からなくもないですが、囲碁や将棋に近い静かな戦いとの中間だと理解すれば多少溜飲が下がるのではないでしょうか?
それに、人々の注目を集めるエンターテイメントの力は数字で証明しています。
外出しにくい世の中、都市へ集中する人口にともに減る外遊び、進化するテクノロジー。
デジタルな世界に熱狂するのは必然だったのかもしれません。
でも、気になる点も。。。
昨今の業界を盛り上がりを支えてるのはスポンサー企業たちです。
そんな彼らが出資するのは、企業の認知度やイメージ向上に一役買うと期待しているからです。
ですので、銃器や人の死を想起させるゲームはNGです。
実際に売れているゲームではなく、野球ゲームやサッカーゲーム、レースゲームや格闘ゲーム(モノによってはギリギリ)が題材として多いのはそのためです。
人気のゲーマーはライブ配信でプレイを実況して視聴者を楽しませていますが、キャラクターに感情移入しても「○ねー!」とか「〇〇すぞ!」なんて言いません。
バットを人に向けないと同じで、ゲームにもルールがあります。
残念ながら、この界隈で名を上げている人でもまだお粗末な姿を晒してしまうのが現状です。
今月、RedBull社にも支援されるプロゲーマーが「170cmないと、正直、人権ないんで」と配信中に発言して、契約解除処分をされました。
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彼女は業界の中でも先駆者だったそう。
せっかく成功しても、不意に出た一言で足元をすくわれては悔やみきれません。
容姿の好みを伝えるにしても、客観的な視点と言い換える語彙力があれば防げた事故です。
発展必至の業界だけに本筋と関係のないところで水を差されるのは勿体無い。
CSAでは操る言葉の幅を広げる辞書ゲームをはじめ、各種ゲームとプレゼンテーションで毎週知的に白熱しているので、力になれるはずです。
どうにか彼らとコンタクトを取りたい。
と思いましたが、権利がありませんでした。
あともう少し、高ければ、、、(佐藤はじめ・168cm)