学ぶ場所に集まる大人たち
先日、お世話になっている知人からお招きいただき、シンガポールで開催されている「異文化理解のためのビジネス日本語講座」に参加してきました。
アジアの企業で活躍されているビジネスピープルを対象に、ビジネスケースを用いて日本語を教えるプログラムです。
私の役目は、そのケースを提供によるディスカッションのきっかけ作りです。
昨年以前も何度かお邪魔していまして、受講生の皆さんの生き生きとした学習姿勢と国外の文化に触れる充実感で、いつもあっという間に終わります。
今回も活発な意見交換がなされて発見の連続でした。
日本の意外な層にウケている
今回は海外の受講生だけでなく、日本人のサポーターが数名いらっしゃいました。
それも皆さん揃って60歳前後のキラキラした方達です。
この講座はシンガポールの夜9時から開催されるため、日本では時差で10時からのスタートなのですが、佐藤が圧倒されるくらい勢いがあります。
経歴などはそれぞれですが、各々定年を過ぎて(または見越して)第二の人生として海外で日本語を学ぶ人たちに貢献したいと語っていました。
目標を明言できて、まっすぐ頑張る人は輝いて見えるんですね。
日本人からも大いに気づかされました。
きっと、彼らは60歳近くになって急に新たな夢に目覚めたわけではないはずです。
以前から温め続けていた野望をひたすらに育てて、定年退職をきっかけに動き出すわけです。
ある意味では、それまでの約40年の労働は単なる準備で、60歳からが本番なのかもしれません。
そう思わせるエネルギーを感じました。
ルーチンと違う動きをすると刺激がありますね。
是非また参加したい。
私の場合はあと20年とちょっと、、、
さぁ、何を重ねて何を成そうか。
あなたは、どうしますか??