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バイアスを捨て去る

アンコンシャスバイアスは危険

まずはこちらの画像をご覧ください。

懐かしい方も多いはず。

「ナップサック 小学校 カタログ」で検索して出てきた画像です。

 

私もかつて家庭科の授業で作りました。

これほど種類があった記憶はありませんが、何種類かあった候補の中で好きな柄を選びました。

 

概ね昔と変わらない単なるカタログ画像なのですが、現代においてはこの写真に違和感を感じられないと黄色信号です。

 

注目は男の子と女の子が背負っているナップサックの色です。

男の子が青で、女の子がピンクですよね。

当たり前のように性別と色を対応させているのが問題なのです。

 

このイメージを見た小学生たちは、無意識に性別によって種類を限定させてしまいます。

 

スヌーピーが好きな男の子は、男らしくスポーツメーカーのロゴ入り柄にしてしまうかもしれません。

シャチのデザインをカッコいいと思った女の子も、仲良しグループの意向に応じてクマさんにしてしまうでしょう。

 

小学校にはバラモン教に由来するヒエラルキーがありますから、安全に学校生活を送るには、変に我を出さずに長いものに巻かれるのが得策です。

 

 

 

、、、書きながら思い出しました。

20数年前の6年2組も、淡い色を選んだ男の子はからかわれていました。

今思うと悲しいです。

小学生ですでに性別と好みの組み合わせを決めつけて、何も疑問を持っていなかったのですから。

 

このような無意識の思い込みをアンコンシャスバイアスといいます。

 

私たちから変えていこう

徐々に改善されています。

女の子が水色のナップサックを背負っているカタログもありましたし、カラーバリエーションが少ないパターンもありました。

これから大人になる世代はバイアスが排除されて多様性を理解して育っているのです。

いつしかバカにされないように、私たち現大人はアンコンシャスバイアスがあるのを自覚して、頭を柔らかくしなければなりません。

 

↓こんな偏見があったら危険です。

・独身は地方転勤できる
・男性は家事が苦手
・女性は管理職を望まない
・年配社員はパソコンが苦手
・文系大学出身者は話すのが得意
・A型は几帳面でO型は大雑把
・年下には平常語(タメ語)、年上には敬語

 

マジョリティがそうであっても、目の前の人にその特徴が当てはまるとは限りません。

無知がマイノリティを苦しませます。

専業主夫も女性のリーダーも年配のブラインドタッチもただの個性です。

血液型と性格は関係あるとは立証できませんし、年齢で話し方を変えるのは当たり前ではないんです。

 

「無意識の」というくらいですから、自らの偏見に気付くのは容易ではありません。

ですから、身近な人と考えを伝え合って、擦り合わせる必要があります。

頭の固い人たちとでも、違いを認識するのは可能です。

 

多様性が当然に認められる社会にするため、私たちは伝え合って調整する力、コミュニケーションスキルを磨くべきです。

思考を言語化して適切に伝えるのは難しいですよね。

難しいのに学校では教えてくれませんので、大人になってから勉強するのもアリですよ。

ミシンの使い方よりも、確実に役に立ちます。

 

 

 

それにしても、「アンコンシャスバイアス」って長くて覚えにくいですね。

 

難しい場合は、とりあえずアンキロサウルスとでもしましょうか。

恐竜と同じく、絶滅必至の思考とご理解ください。

 

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