コラム

偉人の声の聞き方

受け継ぎ方、合ってる?

もしも私が就活生だったら今のホンダは避けてしまいます。

先日、ホンダがリモートワークをやめて原則出社に切り替えるとニュースになっていました。

ホンダからのプレスリリースはないので、積極的に外に発表する内容ではないのでしょう。

ただ、日経新聞には詳細に書かれていますのでシェアします(会員ではない方、すみません)。

リンクはこちら(日本経済新聞:ホンダ、国内全部署で原則出社 変革期で対面重視)

”原則”出社で育児や介護が必要な場合などは在宅勤務を認める、と記載がありますが、どことなく在宅組の肩身の狭さが想像できてしまうのは私だけではないはず。

対面を重んじて出社に回帰する流れは一部でありますから、この会社がそこまで特別ではないように見えますが、理由に注目すると独特な背景が見えてきます。

東洋経済の雑誌風記事なので眉唾な部分もあるのですが、今回は決定は先月メールにてホンダ全社員に流れたそうです。

リンクはこちら(東洋経済:ホンダがテレワークやめ原則出社に踏み切る真意)

メールには「Hondaとして本来目指していた働き方を通じて変革期を勝ち抜くために、『三現主義で物事の本質を考え、更なる進化をうみ出すための出社/対面(リアル)を基本にした働き方』にシフトしていきます」と指示が書かれていたとか。

三現主義は現場、現実、現物を何よりも大切にすべきとの考え方で偉大な創業者本田宗一郎氏が掲げた思想です。

この考え方を否定する気はないですし、本田宗一郎氏は尊敬する経営者の一人です。

しかしながら、彼が見ていた世界には zoom や Teams はありませんでした。

スマートフォンもありませんし、晩年にようやく Windows や Mac の初代のモデルが世に出たくらいです。

2022年では、仕事現場はパソコンの前になり、現実は画面に鮮明に映し出され、現物もクロネコヤマトやAmazonが翌日着で届けてくれます。

三現主義だから全員出社すべきと解釈してしまうと、天国の偉人も困り顔かもしれません。。。

意思決定をした経営陣にとっては出社が働きやすいのかもしれませんが、総務部やシステム部にまで強いてしまうと生産性を求める世の中から反発されるのは目に見えています。

判断一つが命取りになる世の中ですから、道筋を立てて考えて冷静に答えを導き出す力が必要です。

先人が残した格言を胸に刻み、今この時代を生きる私たちが最適な形で受け継いでいかねばなりませんね。

ホンダの次の一手に注目です。
(テレワークを含めた働き方に見直すと予想しています)

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