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プレゼンテーションはコミュニケーション

プレゼンテーションと食事

「hangry」はミススペル?

実は、「空腹」を表す hungry と「怒り」の angry が繋ぎ合わさった新語です。

 

言葉遊びから発展した口語ではありますが辞書にも掲載されている正式な単語で、意味はそのまま「空腹によるイライラ」表します。

飢餓などの深刻な飢えではなく、一時的な不快と攻撃性を指します。

 

お腹いっぱいに満たされているときには気持ちが比較的に大らかになりますが、腹ペコでは小さな”いさかい”も大げんかに育ちかねませんよね。

 

腹が減っては戦はできぬが、そもそも戦の原因は空腹にあるかもしれないのです。

 

忙しいビジネスピープルはなかなか食事にありつけない日もありますが、ビジネスの中心で提案するプレゼンターは一種のアスリートです。

 

優れたパフォーマンスは準備やテクニックによってもたらされますが、大前提として身体のメンテナンスも必要となります。

 

本日はそんな話です。

 

 

プレゼンテーションは全身運動

目線を聴衆へ向けてジェスチャーを使い、2,3歩歩きながら10分間も話続けるのはとんでもなく疲れます。

 

どんな反応しているか確認しつつ、展開は忘れないようにしなければなりませんので脳もフル回転です。

 

その上、注目されている緊張感があり、発表が終われば感想や質問がたくさんきます。

 

頭を使っているのにブドウ糖不足になったら集中力を欠きますし、お腹が鳴ってランチのメニューを考えてしまったら気もそぞろになって目力も弱まります。

 

スポーツ選手が試合の前にバナナを食べるように、私たちも試合(プレゼンテーション)の前には栄養を補給しておきましょう!

 

 

 

また、プレゼン中はひたすら話し続けますから喉を酷使します。

 

腹式呼吸で喉に負担かけずに声量をコントロールする技術と、直前または最中に飲むドリンクの選択も重要です。

 

腹式呼吸法に関しては、語ると長くなるので下記のとおりでお願いします。

 

 

 

飲み物は「水」がベストです。

よくお茶を飲みながら話している方がいますが、プレゼン中は危険ですので避けてください。

 

 

試しに、濃いめのお茶を一杯飲んで、カラオケボックスで何曲か歌ってみると分かります。

 

喉の油分が奪われて、すぐにガラガラ声になってしまいます。

 

最近のお茶は体脂肪を減らすのを売りの一つにしていますが、その効果が喉に出てしまうのは怖いですよね。


(おーいお茶ブランドサイトより)

私はこのお茶をケース買いするほどお気に入りですが、飲んだあとは「お〜い!」と言わないように気をつけています。

 

 

 

さて、梅雨も開けて酷暑となる夏本番がやってきます!

 

空腹で夏バテになってしまっては、怒るエネルギーもなくなってしまいますね。

 

 

食べて、水分とって、熱く話して、暑さを乗り切りましょう!

 

 

 

先日の健康診断で低血圧が判明した佐藤には、水分&塩分摂取が死活問題なのです。一緒に頑張りましょう!